第16回 やすらぎ会事例研究発表会を開催しました。今年度は5チームの発表がありました。
①在宅福祉課1「ガールズ∞(エイト)」『働きやすい職場をめざして part2 ~できることからコツコツと~』昨年に続き業務改善の事例でした。課題である環境・片付けに着目し実践を行いました。結果として、限られたスペースを有効活用できるようになり、綺麗な空間で過ごしていただけるようになりました。
②施設福祉課1「特養Aチーム」『自分たちで出来る介護グッツ ~より良い介護グッツ作製のために』普段の業務で様々な介護用品を使用しているが、少し手を加えることによりもっと快適に使っていただけるのではないか?と考え、自分たちで手作りをした事例でした。結果として、まだまだ改善の余地を残しているが「その人を思い、考えることの重要性」を職員が感じることができました。
③かたくりの園「CCBグループ」『KOBETSU入浴 ~見られたくないと思う利用者への配慮~』入浴の際、手術の傷や皮膚の疾病などにより、身体を気にされている方への配慮した入浴実践の取り組みの報告でした。個別入浴を実施することによりプライバシーに配慮した入浴サービスを提供できるようになった。個別入浴により待ち時間が長くなった利用者に対しても継続して実践を行っている途中です。
④施設福祉課2「石川腰痛部」『腰痛ゼロを目指して ~ぎっくりにならない為に~』介護の業界において職員の腰痛は重要な課題となっている。ぶなの園においても腰痛を抱えている職員がいるのが現状です。そこで、腰痛のメカニズムを学んだうえで排泄介助など少しの隙間時間を使用し、予防に取り組むストレッチプログラムを考案し実践した内容でした。継続していくことで、腰痛に悩む職員がいない現場を目指します。
⑤在宅福祉課2「在宅レディース」『働きやすい職場づくり ~断捨離からの発見~』開設20年を迎え、当時からそのままとなっている書類や本などを断捨離し、物置化している相談室を有効活用していく事例でした。整理していくうえで、どこの部署が所有しているものなのか、廃棄していいものなのか?確認することが多く今後、法人として管理や共有していく必要が課題としてあげられました。
今回は、西和賀町教育長・西和賀高校校長・さわうち病院総看護師長の3名をお招きし審査員を務めていただきました。厳正なる審査の結果、今年度の奮闘賞(第2位)は、かたくりの園CCBグループ 特別賞(第1位)は、特養Aチームでした。
特別賞を受賞した、特養Aチームは10月30日銀河ホールで開催される、西和賀医療福祉研究発表会で法人を代表して発表を行います。
□□□□□□□特養Aチーム かたくりCCBグループ