介護の現場では、利用者一人ひとりに合わせた支援が求められる一方で、職員の業務量は年々増えてきています。その中で今、国が進めている施策のひとつが「生産性の向上」です。簡単に言うと“ムダを減らして、本来大切にすべき業務に時間を使う”ということです。
【例えば】同じことを何度も記録している、探し物や確認作業に時間がかかる、職員間の情報共有がうまくいかずやり直しが発生する…などなど。こうした日々のちょっとした非効率を見直すことで、職員の負担を減らし、利用者への支援の質を高めていきましょうという取り組みです。

特養では年度初めの全職員会議終了後に「生産性向上に向けたグループワーク」を実施しました。職種ごとにグループを分け、日常業務の中で感じている「ムダ・負担・非効率」を出し合いました。
その後、「なぜ起きているのか?」「どうすれば改善できるか?」について、チームでじっくり話し合いました。話し合いの中では、「それ分かる!」という“あるある”な課題から、「すぐにでも改善できそう」といった具体的なアイデアまで、たくさんの意見が出ました。
普段は忙しさの中で見過ごしてしまいがちな課題も、立ち止まって考えることで、改めて気づくことができます。職員同士で共有することで、共通認識も深まり有意義な時間となりました。
今回出された課題や改善案は、『生産性向上委員会』で整理し、実際の業務改善につなげていきたいと思います。