西和賀消防署を会場に心肺蘇生法及びAEDの講習会を行いました。私たちの仕事では（ホームヘルパーやデイサービスの送迎時等）ご自宅で倒れている利用者の方を発見することがあります。その際に、正しい手順で行動に移ることが求められます。
心肺停止状態になると、心臓から血液を通じた酸素が運ばれなくなるため、身体の臓器に損傷を追ってしまいます。特に脳は損傷を負いやすくリハビリでも回復することが難しいため、麻痺や言語障がいなどの後遺症が残ってしまいます。そのため、脳の損傷を小さくする意味で迅速に心臓マッサージに移る必要があります。（担当された救命士の方より）
今回は、適切な心臓マッサージの仕方、AEDの使用方法を学びました。西和賀消防署から、かたくりの園までは６分、ぶなの園までは１０分掛かります。また、訪問先ではもっと時間が掛かる地区もあります。救急車が到着するまでの間、見ているだけではなく行動に移ることが重要です。
講習会では、事業所への応援体制や、AEDの台数増加などの課題も見つかりました。
お忙しい中、時間を取っていただきました西和賀消防署の皆さんありがとうございました。